マイクロソフトのヤフー買収提案に見る「成熟企業3つの悩み」
「446億ドルに上る企業買収提案」「インターネットビジネスの覇権争い」と報じられると、時代の最先端を行く話に聞こえるが、米マイクロソフトが今抱えている問題は、一世を風靡した成熟企業であれば必ず直面するものである。買収金額や事業領域を取り払って見れば、マイクロソフトの米ヤフー買収提案は、様々な事業領域の成熟企業各社にとって遠い世界の出来事ではない。
1970年代後半になって、個人で購入可能なくらいに小型で低額なコンピュータが登場した。このような製品を当初はマイクロコンピュータ(マイコン)などと呼んだが、外観・操作性が洗練されてきたものを、従来品との差別化を図るため、個人用途であることを強調した「パーソナル」を冠して呼ぶようになった。
